2014年 07月 27日
2つの集いがありました |
今日は、午前中は、日本共産党寝屋川保育・学童保育後援会の臨時総会と学習の集い、午後からは、市政報告・懇談会に参加しました。
臨時総会と学習会では、6月議会の厚生常任委員会の報告を、中谷議員にしていただきました。廃プラから生活保護、保育行政などについて、6月議会での質問とそれに対しての市の回答についてお話してくださいました。
その後、子ども・子育て支援新制度についての学習を行いました。
この制度は、保育をお金儲けの対象にするもので、いかに、安く待機児を解消するか、そして、女性の安い労働力を確保するかということを考えているものだということがわかりました。子どもの成長・発達のことなど考えていないとおもいました。今後この制度をもとに、市町村でどのように保育をしていくかが考えられます。これまでの保育の水準を低下させることがないように求めていくことが大切だと思いました。
午後からは、国松町にある私立国松保育園をお借りして、田中議員の地元での市政報告会・懇談会でした。
早くから支部の皆さんが来てくださって準備をしてくださいました。あとは参加者が来られるのを待つだけとなったのですが、急に、大粒の雨が降り出し、やんだと思ったら降り出しの繰り返し、何とも出鼻をくじかれたようでした。それでも、雨の中、集まって来てくださいました。
田中議員から、6月議会の中で、14議案中反対した3議案について報告がされました。その後、京阪医療生協の介護福祉士の方から、法改正された医療・介護についてのお話がありました。
介護を施設から在宅へと変えようとしている政府の考えがわかるお話でした。寝屋川市でもその方向で進んでいくのでしょう。介護保険料を払っていても、いざというときに使えないのであれば、何の意味もないと思います。
最後は私から、ご挨拶と、寝屋川の保育についてお話をさせてもらいました。かつては、「子育てするなら寝屋川で」と言われていたのが今では見る影もありません。次々と民営化され、ついには認定こども園になってしまった公立保育所。運動を進めてきた保護者や関係者の話は一切聞かず、強引に進める寝屋川市のやり方について話しました。
その後の質疑応答の中で、皆さんからいろんな質問や意見が出されました。市の職員は非正規の職員が4割になっていること、そのため、市民に対して十分な対応ができなくなっていること、本来は正職が当たり前なのに、会社のもうけのために、派遣社員が増やされ、まともな賃金が払われないこと、「派遣こそ廃棄しなければならない!」とおっしゃった意見に、もっともだと思いました。みなさんの声を聞かせていただき勉強になりました。
by maimaichan58
| 2014-07-27 18:37