2014年 09月 14日
訪問先で聞いた話しに感動 |
土曜日、支部のTさんと訪問。駄菓子屋を営んでおられた女性を訪問した時のこと。「ご挨拶に来ました。どうぞよろしく」と名刺を渡すと、女性は、今の安倍政権のこと、自分が子どもの頃のことなどを一気にはなしてくださいました。
「安倍さんはあかん!悪いことばっかりや!もしも、自分の息子が自衛隊員やったら、どんなえらいさんになっていたかて、戦争には行かせへん、戦争で死なすようなこと絶対に許されへん。」
「私が、悲しかったんは、小学生のころお父さんが出張でおらんときに、学校から帰るとお母さんがたくさんの人に囲まれ、手には縄がされていたこと、当時お母さんは、本が好きで外国の本などもたくさん読んでいた。そんなこともあって、国防婦人会の人にでも告げ口されて、スパイの疑いがかけられたのかもしれない。お母さんは、気丈に『すぐ帰ってくるから心配でんでもええ!ご飯は作ってあるから食べてまっとき!』と言って連れていかれはった。お母さんは次の日帰ってきはった。」
この話を聞いて、私は、連続テレビ小説の「花子とアン」を思い出しました。そして、ドラマの中の話と思っていたことが現実にあったのだということを知りました。
体を震わせるように、力を込めて話されるその姿に、聞く私も思わず力が入ってしまいました。
そして、この女性はおっしゃるように、2度と戦争はしてはいけない、戦争をしようとする勢力を大きくしてはならないと強く思いました。
by maimaichan58
| 2014-09-14 14:40